『妹は知っている』レビュー|無口な兄はユーモアの天才、伝説のハガキ職人

あらすじ

無口で無表情、滲み出る威圧感が強めなサラリーマン・三木喜一郎(26)。職場では同僚から「つまらないやつ」と思われている。
だがその裏の顔は、お笑いラジオの大喜利企画での投稿の採用数No.1を誇る、伝説のハガキ職人「フルーツパフェ」だった。
その面白さを知っているのは妹だけ。人知れずネタメールを投稿する日々を送る喜一郎だったが、やがて彼の魅力に気づく人が現れ始める……。

評価

絵の美しさ
演出力
キャラ魅力
世界観
ストーリー

※評価は筆者の主観に基づくものです。

総合: 4.4 / 5

おすすめポイント

・無口で威圧感のある主人公が、実はお笑い好きでユーモアのセンスが抜群というギャップ。
・兄妹の仲が良すぎてほっこりする。お互いを気に掛ける様は見ていて癒やされる。
・作中のネタメール(ラジオ投稿)の内容も面白いし、うまい。
・登場人物の描写がリアルで共感しやすい。いいところも悪いところも描かれ、脇役も魅力的。
・主人公のひたむきさやブレない姿勢がかっこいい。見た目に合わないギャップをたくさん持っていて魅力的。

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