天才と変人は紙一重。異世界ファンタジーには、常識では考えられない執念を持つ主人公が数多く登場します。
今回はその中でも、「異常な執着」を発揮する変人主人公 にスポットを当て、4作品を紹介します。
情熱と暴走が世界を変える、そんな物語を集めました。
1. 『本好きの下剋上』
「本が読みたい」という思いがすべての原動力。異世界に転生した麗乃(マイン)は、本を求めるあまり暴走を繰り返す。病弱な体でありながら、知識と執念で世界を巻き込んでいく姿はまさに変人。本を囲まれて暮らしたかっただけなのに気が付いたら……。そんな成り上がり作品でもあります。
2. 『魔術師クノンは見えている』
盲目の少年クノンは、常識外れの発想で魔術を研究し続ける“魔術オタク”。
自由な発想で魔術を魔改造し、周囲を驚かせる発想にわくわくしっぱなし。狂気的な探求心がすべてを凌駕する。ユーモアにあふれる異世界ファンタジー。
3. 『フシノカミ』
辺境の地で古文書を読み漁り、文明の再生に挑む少年アッシュ。
「豊かな暮らしを取り戻したい」という情熱から、生活改善や技術復興に突き進む姿は変人の域。地道な努力や執念がやがて周囲の人を巻き込んで大きな流れを生み出す……。困難に立ち向かう姿が胸を打つ物語。
4. 『呪族転生』
転生した主人公が異様なまでに執着したのは……なんと木彫りの人形づくり。
トーテム制作に没頭し続けるうち、気づけば最強へ。常識外れの執念が笑いとワクワクを生む異色作。
まとめ
4作品に共通しているのは、「変人」と呼ばれるほどの執念が物語を突き動かしている こと。好きなことのためなら無限に努力をできる。そんな主人公たちの姿を見ていると気づけば前向きな気持ちになっている。そんな作品です。
常識を超えた情熱を味わいたいなら、ぜひこのラインナップから読んでみてください。
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